AI学習でも英語は大事
雑記っぽい記事。
AIと英語の関係についてお話します。
AIをやるなら英語ができるに越したことはない
AI関連のことを深く知っていきたいなら、英語は非常に大きな武器になります。その理由は
・AIの最新情報は英語で流れてくるから
です。
それぞれについて説明します。
AIに関する各種用語の学習がスムーズになる
IT系の用語にはとにかく横文字が多いです。横文字だけならともかく、英熟語から個々の単語の頭文字をとった用語が頻繁に用いられる傾向があります。
例として「AI」を用いましょう。
AIの日本語名称は「人工知能」ですね。では、なぜ英語では「AI」と呼ぶのでしょう。
「AI」は「Artificial Intelligence」 の頭文字をとっています。
「Artificial」は「人工の、人造の」という意味を表し、「Intelligence」は「知能、知性」を表す英単語です。
これらの日本語訳をつなげると「人工知能」になりますね。よって、「人工知能」は「AI」の直訳であることがわかります。
ここまでの内容を読んで、AIについての知識が増えたような気がしませんか?
言語を変えることで1つの単語でも2度学ぶことができ、理解も深まります。これが英語を勉強するメリットの1つです。
他にも、プログラミング言語は英語ベースのものが大半なので、英語の勉強をするとプログラミング学習へのハードルも下がります。
AI技術の実装にプログラミングの知識は必要不可欠なので、こちらも大きなメリットです。
AIの最新情報は英語で流れてくる
インスタグラム、Twitter、Facebook... 今や誰もが利用しているソーシャルメディアですが、これらはいずれも海外(主にアメリカ)発のものです。
これらと同様に、AI関連の最新技術もそのほとんどが海外から発信されます。
発信元は英語圏ではないことも多いですが、多くの研究者は、自身の功績をより広く伝えたいため、世界スタンダード言語である英語で発信をします。
そのため、最新情報をいち早く手に入れたければ、英語が読めることは大変重要なスキルとなってきます。
「別に最新情報を急いで手に入れなくても、十分世に広まってから日本語化された情報を見たらいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。
それも駄目というわけではないのですが、AIという業界ではそれは少々不利になります。
なぜなら、AI業界は現在非常にホットな業界であり、ものすごいスピードで開発が進んでいます。
ですので、情報がやってくるのを待っていたら、置いていかれてしまう可能性が非常に高いのです。
せっかくAIについて学習するなら、業界の最新情勢も知っておきたいですよね?
この点で、英語を勉強しておく価値は十分にあると言えるでしょう。
ではどうやって勉強すれば良いか
「仮に英語が必要だとして、どうやって勉強したらいいのか」と思う方もいらっしゃるでしょう。
筆者のオススメは
AI関連の英語論文を読む
ことです。要は習うより慣れろってことです。
一見無謀に聞こえるかもしれませんが、実は論文の英語はレベルがかなり低めです。
なぜなら、論文の目的は「世界中の多くの人達に自分の功績をアピールする」ためだからです。
つまり、
・文学的要素が必要ない(むしろ邪魔)
・読み手が非英語圏の人であることも考慮して書かれている
ということです。
「英文をとりあえずGoogle翻訳に突っ込み、訳せない専門用語はググる」
これだけで結構読めますし、AI関連の専門用語も知ることができて効率がいいです。
英語論文を探すときはarxivがオススメです。無料で論文を読むことができます。
リンクからページに飛んで、「AI」「Deep Learning」などと調べ、上の方に出てきたものをとりあえず読んでみることをオススメします。
初めは苦痛かもしれませんが、中身の伴った文章なので、英語学習のための文章を読むよりずっと効率的だと思います。
最初の一歩を踏み出すのに勇気のいる方法ですが、ぜひトライしてみてください!
まとめ
最後にまとめです。
・英語はAI関連の用語への理解を深めるための心強い味方
・英語の勉強は英語論文がオススメ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。